なぜ人間はからい物を食べるのか

はじめに

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キムチ・カレー・麻婆豆腐・・・辛くておいしいものはたくさんありますよね。しかし、辛い物を好んで食べる動物は人間だけと言われています。辛みは痛みという話もあり、なぜ人間が辛い物を好んで食べるのかは考えてみると不思議です。そこで本日は、人間が辛い物を好んで食べる理由を調査してみたいと思います。

気温と辛い食べ物の消費量

まず、同じ人間でも辛い物をよく食べるかが地域によって大きく変わることを理解しておく必要があります。辛い物の消費量は気温の高い地域で多くなるのです。以下の論文では様々な国に対してスパイスが含まれるレシピの数と平均気温の関係を統計的に解析した結果、気温の高い国ではスパイスの消費量が多くなると結論付けています。例えばエチオピア、インド、タイなど広範囲に渡る高温の国でスパイスが多く消費され、フィンランドノルウェーではその逆の傾向が見れらます。

Antimicrobial functions of spices: why some like it hot.

ではなぜ高温の国では辛い物がよく食べられるのでしょうか?これには様々な説がありますので以下に代表的なものを紹介します。

説1:汗をかいて体温を下げるため

辛い物を食べると汗が出ることが多いので、発汗作用で体温を下げるために暑い国では辛い物を食べるとする説です。しかし、この説は以下の理由により説得力を欠くとされています。

  • 辛い物を食べると体温が上がることのほうが多い。
  • 辛い物を食べても発汗にいたらない人も多い。

汗に必要な水を摂取し辛いものを食べて発汗を促し、その結果体温を下げるというのは非常に非効率な方法なのです。したがって、これは辛い物を食べる理由ではなさそうです。

説2:悪くなった食べ物をごまかすため

高温の国では食べ物が腐るのが早くなります。そこで、スパイスをたくさん使うことで悪くなった食べ物の味をごまかして食べられるようにするためという説です。しかしこの説には根本的な欠陥があり、悪くなった食べ物をその臭いや味をごまかして食べると健康上の被害が出るということです。そういった危険なことが辛いものを食べる主な理由とは考えづらいです。

説3:栄養をとった気分になれるから

人間は多彩な食べ物を食べることで栄養バランスを取ろうとします。スパイス自体にはあまり栄養がないのですがその味の多様性から様々な栄養が取れているという錯覚が得られるからという説です。しかしこれでは暑い地域で寒い地域よりよく辛いものが食べられていることの説明ができません。

説4:単に採れやすくておいしいから

高温の地方ではスパイスが取れやすくて、単純にそれらがおいしいから食べるとする説です。しかしこれにもいくつかの欠点があります。

  • 慣れるまでスパイスはおいしくない: 通常人間は初めてスパイスを食べてもおいしいと感じず、成長過程で何度か食べて慣れていく結果おいしいと感じるようになります。したがって辛い物を食べることになった起源まで遡るとおいしいだけが理由ではなさそうです。
  • スパイスは高温の地域だけのものではない: スパイスは高温の地域だけで育てられるわけではなく、寒い地域にも様々なスパイスは存在します。また、地元で採れたスパイスに加えて輸入したものもよく使われます。

したがって、高温の地域で辛いものがよく食べられるようになった経緯としては他にも理由がありそうです。

説5:保存料としてのスパイス

説2で高温の地域は食べ物が腐りやすいと書きましたが、スパイスには微生物を殺す効果があり保存料として役立ちます。また、その効果は調理によって失われません。ここで注目すべきは気温が高い場所では殺菌作用の大きいスパイス(より辛いもの)の消費量が増えるのに対し、殺菌作用の小さいスパイスの消費量は増えないというデータです。この説は高温の地域で辛いものがよく食べられることの理由として説得力があります。

まとめ

以上をまとめると、辛いものを食べ始めた起源は保存料としての効果(説5)から始まり、それが地域の食文化となり、冷蔵庫等が発達した現代でもおいしいから(説4)食べられ続けているというのが妥当な理由と言えます。食文化の奥深さを感じられますね。

西安料理の激辛ラーメンを食べてみた

ということで本日は西安料理の麻辣牛肉拉麺という辛い麺料理を食べてみました。痺れる辛さの牛肉ベースのスープと米麺が合っていて食べ始めると止まりませんでした。

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 以上、本日は人が辛い物を食べる理由について調査してみました。よければYouTubeチャンネルの登録、はてなブックマークへの登録をお願いいたします。

ジミージョーンズが5分でサンドイッチを宅配できる理由

ジミージョーンズ(Jimmy John's)

ジミージョーンズというアメリカのサンドイッチチェーンをご存じでしょうか?アメリカにはサンドイッチチェーンがたくさんありますがその中でも最大手の一角とも言える存在で、街中あちらこちらに店舗があります。

ジミージョーンズの特徴はなんと言ってもそのスピード。注文して5分で家まで届けてくれるのがウリです。注文して5分で家までって信じられない速さですよね、本日はジミージョーンズのその速さの秘密に迫ってみたいと思います。

サンドイッチを作るのが速い

ジミージョーンズのサンドイッチは工場のラインように一つの長いまな板の前に並んだ各店員が決められた作業(レタスとトマトを載せるとか)をこなしながら流れ作業をしていきます。サブウェイのようなカスタマイズはあまりせず、時間がかかるパンの温めもしません。この結果、30秒程度で一つのサンドイッチを完成させてしまいます。

配達が速い

サンドイッチ作りには工夫の余地があるけれどどうすれば配達が速くなるのでしょうか。これに対してジミージョーンズはとてもシンプルな解決策を提供しています。配達の受付を店舗から5分圏内に限定する。単純な方法ですよね。しかし会社を経営する側からしたら多くの顧客を失うことになるわけですからよほどの決断力がないとできないことです。また、出店の場所の重要性もあがるのでそこにはやはり企業ノウハウがあるのだと思います。

アメリカでジミージョーンズを食べてみた

ではアメリカでジミージョーンズを食べてみましたのでYouTube動画を紹介します。

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アメリカの大学生ご用達というイメージのジミージョーンズ、サンドイッチだけでなく自社製ポテチがおいしいのも特徴です。以上、本日はジミージョーンズのその速さの理由に迫ってみました。よろしければYouTubeチャンネルの登録、高評価をいただけると嬉しいです。

おまけ

最後にジミージョーンズの配達がいかに速いかの画像をおまけで載せておきます。

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宅配ドライバーがスピード違反のチケット切られてます………

アメリカンチーズがハンバーガーに使われる理由

ハンバーガー、大好きですよね。ボリュームのあるパンにジューシーな肉、そしてその肉を覆うように溶けだしたチーズ。今日のテーマはそのハンバーガーを構成する重要な要素、チーズです。

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ご存じの通りチーズにはたくさんの種類があり、それぞれに特徴がありますが、ハンバーガーにはよくアメリカンチーズと呼ばれる物が使われます。今回の記事ではなぜアメリカンチーズがハンバーガーによく使われているを解説してみたいと思います。

アメリカンチーズとは

そもそもアメリカンチーズとは何なのでしょうか?まずチーズには大きく分けて二つの種類があります

  1. ナチュラルチーズ:ミルクを乳酸菌や凝乳酵素で固めたもの。
  2. プロセスチーズ:ナチュラルチーズを溶かし、その他の原料を加え再度成型して固めたもの

アメリカンチーズはプロセスチーズに分類され、その原料となるナチュラルチーズには主にチェダーチーズやコルビーチーズと呼ばれるものが使われます。

しかしなぜアメリカンチーズがハンバーガーに適しているのでしょうか?加工されていないナチュラルチーズのほうがチーズ本来の味が楽しめそうですし、実際ワインのつまみ等ではナチュラルチーズが好まれますよね。そこにはハンバーガー特有の事情があったのでした。

なぜハンバーガーに適しているか

ハンバーガーに適したチーズというのはどういうものでしょうか?味や香りが最初に頭に浮かぶかと思いますが実はそれらより重要なポイントがあります。それは「溶けやすさ」です。ハンバーガーに挟まれたチーズがうまく溶けていないと視覚的にも食感的にもがっかりしますよね。例えばアメリカンチーズの原料の一つのチェダーチーズの融点は65℃程度です。ハンバーガーを作る過程でチーズを肉の上に置いただけでチーズ内部までしっかり65℃にするのが難しそうなことはイメージできるかと思います。

ではなぜアメリカンチーズは熱で溶けやすいのでしょう。先ほどプロセスチーズの説明で「その他の原料を加え」と書きましたがここに秘密があります。アメリカンチーズはその生成過程でソルビン酸やリン酸といった添加物を加えているからです。これによって融点が下げられ、ハンバーガーの肉の上においただけで簡単に溶け出すようになるのです。

マクドナルドではどうしているか

マクドナルドの公式ページを見てみると

"マクドナルドのスライスチーズは、マクドナルド独自のブレンドで製造しています。市販されている一般的なチーズとは異なり非常によくとろける性質で、牛肉やハンバーガーに合う風味に調整しています。"

http://www.mcdonalds.co.jp/cservice/q.28.cheese/

とあります。ここからもマクドナルドはハンバーガーに適した融点を持つプロセスチーズを自社で作っていることが伺えますね。

 アメリカでチーズバーガーを食べてみた

では実際にアメリカのシアトルでチーズとろけるハンバーガーを食べてみました。今回伺ったのは2016年創業のGreat State Burgerというお店で、ハンバーガーチェーンとしては最新の部類に入ります。環境への配慮などからも現代的な要素が見て取れますね。

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 以上、本日はハンバーガーのチーズについて書きました。よければYouTubeチャンネルの登録、高評価をお願いいたします。

 

アメリカの過酷なフードビジネス:フィッシュアンドチップス編

フィッシュアンドチップス

本日のテーマはフィッシュアンドチップスなのですが、そのフィッシュアンドチップスに関してアメリカの過酷なフードビジネスを示した興味深い事例があったので紹介したいと思います。

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Arthur Treacher's Fish & Chips

Arthur Treacher's Fish & Chipsとは同名のイギリスの役者の名前からとられたシーフードレストランで、1969年にアメリカで創業されました。Arthur Treacher's Fish & Chipsのメニューはシンプルで、店の名前にもあるようにタラのフィッシュアンドチップスに注力したものでした。

拡大期

創業から1976年にかけてArthur Treacher's Fish & Chipsは瞬く間に店舗を拡大していきその数は826にのぼったと言われています。シーフードのチェーン店の先駆けでまだ競争相手が少なかったことや、フィッシュアンドチップスに他に真似できない美味しさがあったようです。また、カトリック教徒は四旬節と呼ばれる期間の金曜日は肉を食べないという習慣が魚の需要を押し上げたとも言われています。

タラ戦争

そんなArthur Treacher's Fish & Chips全盛期に起こったのが第三次タラ戦争です。第三次タラ戦争とは1975年頃に起こったアイスランドと主にイギリスの間で漁業領域を巡った争いです。武力衝突に至るまでの出来事で、これによりタラの値段が倍近く跳ね上がってしまいます。Arthur Treacher's Fish & Chipsはフィッシュアンドチップスにメニューを絞ることで急拡大してきたことが今度は仇になり、営業が立ち行かなくなり1979年にMrs. Paul'sという会社に売却されることになります。

再建期

売却された後はMrs. Paul'sの元で再建を図るのですが、より食材を安く仕入れるためタラの種類をタイセイヨウマダラというものからスケトウダラに変えてしまいます。しかし、スケトウダラは脂っこいことや身が崩れやすいことから元いたファン達の怒りを買いさらに窮地に追い込まれます。

その後も様々な会社に買収されたりArthur Treacher's Seafood Grilleとブランド名を買えたりするも再建は上手く行かず、急速に店舗は閉鎖されていき現在は7つの店舗が残るのみとなってしまいました。

 

急速な拡大からタラ戦争という歴史に翻弄され破綻の道を歩む、フードビジネスの過酷さを感じさせられますね。

シアトルでフィッシュアンドチップス

そんなフィッシュアンドチップスですがシーフードで有名なシアトルにとてもおいしい店があるので食べてみました。Pike Place Chowderというシーフードの店でクラムチャウダーもとても有名です。

では動画をどうぞ!

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以上、本日はフィッシュアンドチップスとそれにまつわるフードビジネスの出来事を紹介してみました。よければYouTubeチャンネルの登録、高評価をお願いいたします。

ハワイ料理 ポキ丼が人気の理由

ポキ丼とは

ポキ丼(ポケ丼とも呼ばれます)とはハワイ発祥の海鮮丼のような料理です。

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ご飯をベースにして、サーモンやマグロといった魚介類、それに加えて海藻やキュウリ、キムチやガリなどがのせられます。さらにその上に様々なソースがかけられるので、とても色鮮やかです。また、日本の海鮮丼と違って魚介類がサイコロ状に切られているのも特徴の一つでしょう。

このポキ丼が最近アメリカでブームなのですが、調べたところその背景に意外な理由があることがわかりました。

ポキ丼が人気の理由

カスタマイズが可能

アメリカには多様な人種がいるので、様々なお客さんの好みにあわせてメニューをカスタマイズできるというのは重要な要素です。わかりやすいのがサンドイッチのサブウェイで、お客さんが自分の好みに合わせて具材を選べますよね。多くのポキ丼チェーン店もサブウェイ形式でお客さんが目の前の具材を指定しながら店員が丼にのせていくスタイルです。こうすることで幅広い客層に受け入れられることが可能になります。

持ち運びが簡単

アメリカでは持ち帰り文化が日本より一般的で、レストランでも余った料理を持ち帰ったりします。したがって、サンドイッチのように持ち運びの利便性が高い料理が特にランチでは好まれます。ポキ丼は一つのコンパクトな容器に全部詰めて簡単に持ち運べるという便利さがあります。

健康志向の高まり

アメリカの特に都心部では健康志向の人が年々増えていて、タンパク質をとるにあたって肉よりも魚介がヘルシーとされています。この健康志向の高まりがポキ丼の需要を後押ししています。

店舗開業・運用コストが低い

ポキ丼はオーブンや換気設備、複雑な調理器具を必要とせず、シンプルなキッチンで作ることができます。また、ご飯に具を載せていくだけなのでサブウェイのように流れ作業で効率よくお客さんをさばけるのも利点です。

魚介の割に値段が安い

一般的にアメリカのレストランで魚介を食べると値段が高いのですが、さきほど説明したように開業・運用コストが低いことから他のシーフードレストランに比べて魚料理を安く提供できます。ヘルシーとされている海鮮を安く提供できるのは大きな強みです。

高価格商品に誘導しやすい

魚介は種類によって値段が様々なので、オプションとして高価格な魚も提供することで高価格商品に誘導しやすいというのがあります。これはサブウェイには難しいことでしょう。

 

以上のようにポキ丼はお客さんだけでなく店舗側にとってもフードビジネスをする上で利点がたくさんあることがわかりますね。こういった背景が出店ペースとポキ丼ブームを加速させていることは明らかでしょう。

アメリカでポキ丼を食べてみた

最後にアメリカのシアトルでポキ丼を食べてみたのでその動画を紹介します。スパイシーソースが特徴のポキ丼でした。

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 以上、本日はポキ丼ブームの背景を探ってみました。よろしければYouTubeのチャンネル登録、高評価をしていただけると嬉しいです。

フォーの歴史

フォーの歴史:アメリ

ベトナムの麺料理といえば有名なのがフォーですが、意外なことにアメリカにはフォーの店がたくさんあります。2014年の時点で8900のベトナム料理店があったというデータがあり、その数は増え続けているとのことです。

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なぜアメリカにフォーの店が多いのでしょうか?気になったのでアメリカにおけるフォーの歴史を調べてみました。

アメリカでのフォー浸透のきっかけ

アメリカでのフォーの歴史において重要な存在がベトナム難民です。ご存じの方もいるかと思いますが、ベトナム難民とは1975年頃にベトナム戦争において、共産主義陣営がベトナムを支配することになったのをきっかけに国外へ脱出した人々のことを指します。アメリカは南ベトナムを支援する関係にあったこともあり、現在までに約82300人という多数のベトナム難民を受け入れています。
彼らはより良い生活を求めてアメリカに来たわけですが、簡単に仕事が見つかるわけはなく母国の料理のレストランを始めようと考えたのは想像に難くないでしょう。当初はベトナムの食材が手に入らなかったので中国の食材で代用して作られたりもしていたようです。

ベトナム戦争は米国戦争とも呼ばれるぐらいアメリカが深く関わった戦争で、そんなアメリカとベトナムの歴史に根付いてアメリカに浸透してきたのがフォーなわけですね。なお、ベトナム戦争で現地に滞在した米兵がアメリカに戻ってからもベトナム料理が恋しくなりフォーのレストランに通うという光景もよく見られたそうです。

アメリカで食べるフォー

ということで、実際にアメリカでフォーを食べてみました。温かくて米麺がたっぷりのフォーですが歴史を知ることでさらにおいしく食べられる気がしました。

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以上、今回はアメリカにおけるフォーの歴史を紹介してみました。よろしければYouTubeのチャンネルを登録していただけたらなと思います。

 

フードプロセッサー無しでファラフェルを作る方法

ファラフェルのレシピ・作り方

ファラフェルとは中東料理の一つで、潰したひよこ豆のコロッケのような食べ物です。ファラフェルの主な作り方は以下なのですが、

  • 乾燥ひよこ豆を水につけてもどす。
  • フードプロセッサーひよこ豆、ニンニク、玉ねぎと香辛料を入れて潰す。
  • ゴルフボールぐらいの大きさに丸めてサラダオイルで揚げる。

ここで問題なのは2.でフードプロセッサーが必要となる点です。フードプロセッサーは大きく場所をとるということもあり、持っていない人も多いのではないでしょうか。
そこで本記事ではファラフェルをフードプロセッサーなしで作れるか?ということを調査したいと思います。 

前提

まず前提として、理想のファラフェルは以下の条件を満たすとされています。

  1. ひよこ豆の食感が残っている
  2. ボール状に丸めるにあたり小麦粉等のつなぎを使わない

上記二点に注目してフードプロセッサーなしでファラフェルを作る方法をまとめます。

方法1:ひよこ豆水煮缶を使う方法

すでに柔らかくなっているひよこ豆水煮缶を使うと簡単にひよこ豆を簡単に潰せるのでフードプロセッサーは不要になります。しかし、この方法には以下の2点の欠点があります。

  1. 小麦粉を追加しないと揚げる前にうまくボール状にまとまらない
  2. 食感が柔らかすぎる

これらが原因で、この方法で作られたものはひよこ豆フリッターであり、ファラフェルではないという主張があります。
*フリッターとは揚げ物全般を指す呼称です。

参考:

[Question] How to make falafel without powered kitchen tools such as food processor, or blender? : Cooking

方法2:ミキサーを使う方法

ここで言うミキサーとはジュース等を作るために使われるものを指します。ミキサーを使った場合水を追加しないとうまくミキサーが回らないことや、ひよこ豆が完全なペースト状になるという問題点があります。したがって、先ほどと同様に食感的に理想のファラフェルとは言えないということです。

参考:

Can I make falafel with an immersion blender instead of a food processor? : Cooking

なお、ミキサーはファラフェルより同じ中東料理のフムスと呼ばれるひよこ豆のペースト料理を作るのに適しています。

方法3:フォークやお玉を使ってすり潰す方法

多少スキルが必要ですがこれだと食感はある程度維持され、小麦粉等のつなぎも不要です。こちらのウェブサイトではひよこ豆が入っている缶を使ってすり潰す方法を紹介しています。

参考:No-Gadget Falafel Recipe on Food52

フードプロセッサー発明以前はどうしていたのか?

フードプロセッサーは1970年頃に発明されたとされています。一方、ファラフェルの正確な起源は不明ですがアメリカに持ち込まれたのが1960年頃なので、ファラフェルが発明されたときにはフォードプロセッサは存在しなかったことになります。となると当時はどうしていたのか?という疑問が沸きますね。

ここからは正確な情報は得られなかったのですが、フードプロセッサー以前はすり鉢のような器材を使ってひよこ豆をすり潰していたことが容易に予想できるでしょう。そしてテクノロジーの進化とともにレシピも進化し、現在はフードプロセッサーを使う方法が現代人の味覚に一番合っているということなのではないでしょうか。

結論

やはりフードプロセッサーを使うのが最適だとは思いますが、フォークやお玉でがんばって潰していけばそれなりのファラフェルができるようです。一方、ひよこ豆水煮やミキサーを使う方法は食感で劣る点を理解した上で調理する必要があるでしょう。

アメリカで食べるファラフェル

最後に、私自身がアメリカでファラフェルを食べてみましたのでぜひ高評価、チャンネル登録をお願いいたします

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